緊急手術 [入院]
覚書のため、診察~入院当初のことを記しておきます
前医からの紹介で大学病院に行きました
検査もあるでしょうし、これからの方針をいくつか相談するぐらいの
かるーい気持ちで行って10時半から検査が始まりました
さすが、大学病院!眼科だけでとんでもない数の患者さんがいました
そのかわり、診察室も10数室あってビックリしました
検査の合間に呼ばれた「予診室」でこれまでの経緯や今現在の状況などを聞かれます
どうやらそこで、どの専門医に担当してもらうかの振り分けが
行われているように思いました
その後、緑内障の担当医に決まりましたが
診察室に他の先生も集まって来られて診察中に相談をされています
あとから、その先生方は眼科の違う専門の先生であることがわかりました
そして、食事も水分補給もしないまま、3時ごろになっても検査が続き
点滴で眼圧を下げようということになりました
なんと、この日の眼圧「70越え」でした(正常値は10~21)
何度も先生方や看護師さんから「頭痛くなかったの?」とか
「夜も寝られていなかったのでは?」と聞かれましたが痛みはありません
この数字は「すさまじい」とか「なかなか見ない数字」
「救急車で運び込まれる数値」と表現されました
点滴中、違う先生も診に来て下さり寝たまま眼圧を測り
あまり下がっていないことを確認して
「はやいうちに(手術)やっちゃったほうがいいわ。誰とお住まい?」と聞かれ
娘が一人でほっておいても大丈夫な年齢であると確認して入院手続きが始められました
「じゃあ、上(病棟)に上がったら夜、手術ね」と告げられて5時過ぎまで検査は続き
自分で入院手続きの書類を記入して
あれよあれよという間に車椅子に乗せられて病棟に上がると
そこは「個室」でした(汗)
前回の病院は(何かが見えたらこわいので(笑))個室に入りたくない感じでしたが
高齢の方ばかりの4人部屋は強烈なイビキや、朝4時半から硬い煎餅?を食べる、
早朝からロッカーを引っ張る?など結構きつい環境だったので、今回は覚悟を決めて
「このままずっと個室でいいです」と言いました
すぐに夕食が出て、半分だけ食べてすぐに手術室に向かいました
さすがに大病院、手術室は広くてきれいで、10人ぐらいのスタッフがいました
自分で手術台に上りました
局所麻酔での目の手術は2回目、少し慣れました
執刀医の「◌さんの◌●手術始めます。執刀医▲、予定時間は30分です」という
声が聞こえました
またまたドラマの中に自分がいるみたいでした
途中で手術室の電気が消される特殊な手術でした
ピリピリした緊張感が身体全体を覆うシート越しに伝わってきました
2度目ともなると何となく「もう終わるのかなー」という雰囲気はわかります
ポンポンと肩を叩かれ「終わりましたよ。大成功です」と言われました
眼科の中でも専門が細かく分かれている大学病院
普通なら1人の先生に診ていただくことになると思うのですが
私のように特殊な患者にはチームで対応してもらえたのが本当にありがたく
執刀医は技術力の高い先生でした
あとで聞くと「手術中、何が起こっても不思議ではないくらいとても難くて
少しでもミスをしたら立て直しがきかない手術でした。
スタッフにも術前にかなりきつく伝えてあったのでみんな大変だったと思います」
と言われました
そこまで緊張感のある手術と私に思わせずに成功させて下さった先生には感謝です
この高眼圧(発作状態)がたまたま診察の時に出てくれて命拾いです
入院を知った叔母が電話をかけてきて
「そこの病院に紹介されて、緊急であれ手術してもらえたのもあなたの強運」
と言いました
入院中は、3人の担当医にずっと診ていただきましたが
連携が素晴らしく、夜の9時の診察で数値が悪いと主治医に伝わり10時には主治医の
指示で新しい薬が届くといった具合に、情報の共有が徹底されていて安心でした
大学病院は確かに外来も含めて患者数がとても多いのですが
どの先生もびっくりするぐらい話をゆっくり聞いて丁寧に答えて下さいました
待ち時間は長いですが「診察3分」ではありませんでした
病棟では朝と夜に診察がありとても手厚く診ていただけました
そして前回同様、手術後も痛み止めなしでも全く痛みを感じずでした
私の脳の痛みの中枢は完全に壊れているのかもしれません
ある意味幸せですが、悪化していても気づきませんΣ(T▽T;)
**************************
退院手続きをしてから娘が来てくれるまでの2時間
暇を持て余して利用した私のお気に入りのテラスです
病院とは思えないおしゃれな空間でしたが、さすがにコーヒーで2時間はつぶせず
またまた入院していたフロアのデイルームに舞い戻ったのでした
前医からの紹介で大学病院に行きました
検査もあるでしょうし、これからの方針をいくつか相談するぐらいの
かるーい気持ちで行って10時半から検査が始まりました
さすが、大学病院!眼科だけでとんでもない数の患者さんがいました
そのかわり、診察室も10数室あってビックリしました
検査の合間に呼ばれた「予診室」でこれまでの経緯や今現在の状況などを聞かれます
どうやらそこで、どの専門医に担当してもらうかの振り分けが
行われているように思いました
その後、緑内障の担当医に決まりましたが
診察室に他の先生も集まって来られて診察中に相談をされています
あとから、その先生方は眼科の違う専門の先生であることがわかりました
そして、食事も水分補給もしないまま、3時ごろになっても検査が続き
点滴で眼圧を下げようということになりました
なんと、この日の眼圧「70越え」でした(正常値は10~21)
何度も先生方や看護師さんから「頭痛くなかったの?」とか
「夜も寝られていなかったのでは?」と聞かれましたが痛みはありません
この数字は「すさまじい」とか「なかなか見ない数字」
「救急車で運び込まれる数値」と表現されました
点滴中、違う先生も診に来て下さり寝たまま眼圧を測り
あまり下がっていないことを確認して
「はやいうちに(手術)やっちゃったほうがいいわ。誰とお住まい?」と聞かれ
娘が一人でほっておいても大丈夫な年齢であると確認して入院手続きが始められました
「じゃあ、上(病棟)に上がったら夜、手術ね」と告げられて5時過ぎまで検査は続き
自分で入院手続きの書類を記入して
あれよあれよという間に車椅子に乗せられて病棟に上がると
そこは「個室」でした(汗)
前回の病院は(何かが見えたらこわいので(笑))個室に入りたくない感じでしたが
高齢の方ばかりの4人部屋は強烈なイビキや、朝4時半から硬い煎餅?を食べる、
早朝からロッカーを引っ張る?など結構きつい環境だったので、今回は覚悟を決めて
「このままずっと個室でいいです」と言いました
すぐに夕食が出て、半分だけ食べてすぐに手術室に向かいました
さすがに大病院、手術室は広くてきれいで、10人ぐらいのスタッフがいました
自分で手術台に上りました
局所麻酔での目の手術は2回目、少し慣れました
執刀医の「◌さんの◌●手術始めます。執刀医▲、予定時間は30分です」という
声が聞こえました
またまたドラマの中に自分がいるみたいでした
途中で手術室の電気が消される特殊な手術でした
ピリピリした緊張感が身体全体を覆うシート越しに伝わってきました
2度目ともなると何となく「もう終わるのかなー」という雰囲気はわかります
ポンポンと肩を叩かれ「終わりましたよ。大成功です」と言われました
眼科の中でも専門が細かく分かれている大学病院
普通なら1人の先生に診ていただくことになると思うのですが
私のように特殊な患者にはチームで対応してもらえたのが本当にありがたく
執刀医は技術力の高い先生でした
あとで聞くと「手術中、何が起こっても不思議ではないくらいとても難くて
少しでもミスをしたら立て直しがきかない手術でした。
スタッフにも術前にかなりきつく伝えてあったのでみんな大変だったと思います」
と言われました
そこまで緊張感のある手術と私に思わせずに成功させて下さった先生には感謝です
この高眼圧(発作状態)がたまたま診察の時に出てくれて命拾いです
入院を知った叔母が電話をかけてきて
「そこの病院に紹介されて、緊急であれ手術してもらえたのもあなたの強運」
と言いました
入院中は、3人の担当医にずっと診ていただきましたが
連携が素晴らしく、夜の9時の診察で数値が悪いと主治医に伝わり10時には主治医の
指示で新しい薬が届くといった具合に、情報の共有が徹底されていて安心でした
大学病院は確かに外来も含めて患者数がとても多いのですが
どの先生もびっくりするぐらい話をゆっくり聞いて丁寧に答えて下さいました
待ち時間は長いですが「診察3分」ではありませんでした
病棟では朝と夜に診察がありとても手厚く診ていただけました
そして前回同様、手術後も痛み止めなしでも全く痛みを感じずでした
私の脳の痛みの中枢は完全に壊れているのかもしれません
ある意味幸せですが、悪化していても気づきませんΣ(T▽T;)
**************************
退院手続きをしてから娘が来てくれるまでの2時間
暇を持て余して利用した私のお気に入りのテラスです
病院とは思えないおしゃれな空間でしたが、さすがにコーヒーで2時間はつぶせず
またまた入院していたフロアのデイルームに舞い戻ったのでした
2017-07-11 00:00
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コメント(18)
>なんと、この日の眼圧「70越え」でした
何かの間違いみたいな数字ですね。
by いっぷく (2017-07-11 00:24)
おはようございます。評判の良い先生は予約を取るにも大変(半年先)だと聞きます。そういう意味では良い先生が当たってラッキーですね。私の経験で学んだことは、眼は切り刻んでも大丈夫!ということですね。お大事になさってください。
by KENT0mg (2017-07-11 05:37)
緊急手術も無事に終わって良かったですね!
眼圧って人間ドックの時に計っていますが気にしたこと無かったです(^^)
by ma2ma2 (2017-07-11 07:21)
さすがが大学病院!
しかし、おばさんが言われたように強運なのは、ようこくんさん!
ほんまに良かったね。^^
今日も暑いよ!^^;
by hatumi30331 (2017-07-11 08:58)
そうね~検査時にたまたま高眼圧が出てくれて良かったわね
しか~し凄い眼圧・・・ホント、頭痛くなかったの!?
私だったら目から出血して倒れてるかも・・・
大学病院の先生は皆親切ね
安いお給料なのに医学・医療・人命に常に探求心を持って勤仕してる
とにかく良かったわ~「居酒屋ようこ」復活も含めて~おめでとう^^
by viviane (2017-07-11 10:24)
大学病院、どちらかと技術的には良いけど機械的な対応の
イメージがありましたがとっても素敵な連係プレーの
対応だったんですねぇ(^O^)
的確に判断しての速攻手術、大成功で本当に良かったです(^_^)v
by ニッキー (2017-07-11 12:18)
良き御縁に巡り合われて超ラッキーでございましたネ!(^o^)
その意味で神様等は平等でございますかも??(^O^)
日頃の行いの輪廻転生???(*^O^*)
とにもかくにもグー!\(*^O^*)/
by dryas (2017-07-11 14:14)
いっぷくさん
何かの間違いみたいでしょ?(笑)
眼圧を測る技師や先生も何度も二度見していました(笑)
by ようこくん (2017-07-11 17:29)
KENT0mgさん
ありがとうございます。
そうなんです。教授とかは一体どういうつてで診てもらえるのだろうと思いますね。
私が前にかかった病院も名医がいらっしゃって、かなり先まで予約がとれなくて、そこまで待てずに違う先生に診ていただきました。
by ようこくん (2017-07-11 17:32)
ma2ma2さん
正常眼圧緑内障というやっかいなのもあるそうです(とビビらせる(笑))
普通は気にしませんよねー。
プシュッと風が目に当たる器械、あまり正確でないのか
大学病院ではそれの後に、別の何種類かの方法で測りました。
by ようこくん (2017-07-11 17:34)
hatumi30331さん
ありがとうございます。
強運は、こういう時に使えるとありがたいですね。
宝くじも捨てがたいですが・・・そちらの方面にはご縁がないみたいで。
今日は、少し外に出たら溶けそうになりました。
梅雨は明けていないのでしょうか???すごくきれいな青空ですよ(笑)
by ようこくん (2017-07-11 17:36)
vivianeさん
目は大充血でした。そこで初めて高眼圧で充血することを教えられました。私は、頭痛とかほとんど感じなかったのですが、元々が高かったので
じわじわ上がると気づきにくいのかもと言われました。
普通ならのたうちまわりますね。(私も10年ぐらい前に一度だけ眼圧55ぐらいの時に頭が割れるような痛みと、目の前真っ暗、吐くという症状で運ばれました)
前も今回も国立ですが、先生方が素晴らしいです。会社ならブラックですよ、というぐらい長時間働いていらっしゃいます。そして、患者さんの気持ちに寄り添っている優しい人が多いです。
居酒屋ヨーコ、始めたいんだけど、今週一週間はひとりご飯なの~。
創作意欲がわかないわ~。
by ようこくん (2017-07-11 17:42)
大学病院の先生も冷静沈着で素晴らしいですが、ようこくんさんも落ち着いていてスゴイと思います!
白い巨頭のおかげで、なんだか陰謀渦巻く怖いところのようなイメージがありますが、個々の先生方はみなさん本当に熱意をもって働いていらっしゃいますよね^^
by ゆきち (2017-07-11 21:11)
ニッキーさん
ありがとうございます。
私も、ニッキーさん同様の思いを持って病院に行きました。
が、先生方を含め、看護師さんも本当に優しくて
昔の怖いおばちゃん看護師さんがいないんです!(笑)
何度も「病院はサービス業だったっけ?」と思ってしまいました。
難しい症例に対しては、専門医でチームを組んで行うことが
よくあるそうです。
by ようこくん (2017-07-11 22:17)
dryasさん
ありがとうございます。
ひとえに私の日頃の行いのおかげ・・・
というのは冗談でございますよ。
今回は病院との巡り合いも含めて本当に運が良かったです。
by ようこくん (2017-07-11 22:34)
イイ先生に巡り会えてよかったですね(^^)
先生の話し方、身の振る舞いが、ようこくんさんの安心感になったと思います。
病院の大きさは関係なく、イイ先生はいますよね。ホント良かったです(^^
それにしてもオシャレ空間ですね~。女子会している感がイメージできますよ(^^)
by メカニカリュウ (2017-07-11 22:40)
ゆきちさん
まな板の上のブタでしたから、ジタバタしようがありませんでした。でも、エキスパート揃いだと思うと、きっと助けてもらえるのだろうと安心していました。
陰謀渦巻く世界は私も想像してストーリー展開を考えてしまいました(笑)やはり、財前教授の存在は必要です( *´艸`)
外来表だけ見ていると暇そう?に見えますが、実際先生は早くには病棟、昼間は外来、夜も病棟、合間に書類を書いたり会議に出たりと、それはそれは忙しそうで頭が下がりました。
by ようこくん (2017-07-11 22:44)
メカニカリュウさん
本当にどの先生も穏やかで質問にも丁寧に答えて下さいましたし
安心でした。
前の病院もすごく良かったですが、リスクの話のときに
「(失敗したら)目がしぼむ」とか「ばい菌が入る」「出血したら
治すのが困難で」みたいに言われて、マーライオンになりそうでした(リバースしそうという意味です、笑)
大学病院に行くと同じ手術のはずなのに、安心感が違いました。
たぶん、普段からもっと難しい手術をされているので、私の手術も難しいとはいえ、話し方にも余裕があるのかなと思いました。
テラス、オシャレでしょう?あのソファーが好きです。
by ようこくん (2017-07-11 23:03)