読書三昧② [お気に入り]
「佐賀のがばいばあちゃん」
おもしろすぎて、一気に読んでしまいました。
島田洋七さんが書かれた本ですが、古き良き昭和の時代がいきいきと描かれていました。
どんなにお金が無くても、貧乏を楽しみに変えてしまう逞しく底抜けに明るいおばあちゃん。
みんなが貧しかった時代の物言わぬ本当の優しさ。不況と言われる現代よりもずっと物もお金も無かった時代なのに、現代人が忘れてしまったものは何かを著者は訴えたかったのだと思います。
本当の幸せは物やお金ではなく、自分の心の持ちようで、いかに毎日を楽しく過ごすかだと教えてもらいました。
晩ごはんがなくて「お腹がすいた」と言えば「気のせいだ」と返すおばあちゃん・・・実は、おやつが無い時に、私もよくこのセリフを子供達に言います(笑)
でも、すごいなと思ったのは、夜中にお腹がすきすぎ目を覚まして「やっぱりお腹すいた」と言うと「夢だ」とまるめこんでしまうところです。
こんなおばあちゃんがそばにいたら、どんな不幸も乗り越えられそうです。
知らなかったのですが、テレビで放映されたそうです。嗚呼、見逃してしまいました 残念~。
只今、続編を読んでいます。
「世界の日本人ジョーク集」
添乗員をしているお友達が、「ツアーのバスの中でお客さんに話すとウケた!」と言うので気になっていた一冊です。
なかなか笑える話も多いのですが、それぞれの国民性が言い当てられているようでもあり、危険度ギリギリセーフ?であったりしました。
「天国で君に逢えたら」
ガンに侵された世界的ウィンドサーファーが書いた小説。
病院内でガン患者の心の叫びを代筆する「手紙屋」を始めた精神科医と、そこと訪れるガン患者とのやりとりが綴られているのですが、個性ある人たちのそれぞれが、著者の心の叫びを表しているような気がしました。
"佐賀のがばいばあちゃん"シリーズは全部読みましたよ^^
日本人いや人間にとってとても大切な事がいっぱい書いてありましたよね
ぶーも大好きで、2月の入試の時には試験が始まるまでの間、このシリーズを読んで気持ちを落ち着けていました
by やまぴー (2007-03-11 20:44)
hahaさん
hahaさんもぶーくんも読まれたのですね。
どの本も一気読みできますね。
「幸せのトランク」は、ちょっとおばあちゃんのキャラが違うというか、大人になった昭広さんに対して大人同士のホンネを話してくれている気がしました。
あの強さと明るさ、見習わなくっちゃと思うと同時に、大切なものを見失わないようにと思いました。
by ようこくん (2007-03-11 22:24)