足を洗う

前回、いつ「株」についての記事を書いたのかどうかさえ

わからなくなるぐらい私の日常生活から「株」は消えておりました



いや、正確に言うと見ないふりをしていました（苦笑）


元々は１０数年前に父の少ない遺産の中から株だけを私が相続し

証券会社から購入時と相続時の株価をリストアップされたものをいただき

それを見た瞬間、真っ暗闇に突き落とされたような感覚を覚えました


下落しているなんて生やさしいものではなく、10分の1以下に下がった

紙切れ同然のもの、半額セール（笑）のもの

売るに売れなくなって持っていたのだろうと想像できました

でも、つつましく生活をしていた母にはかわいそうで

損失額は私の心の中だけにとどめておきました



その後、倒産しそうな？銘柄は売却し

少し売買をするようになったらさらに私自身が損失を拡大し

ホリエモンショックにリーマンショックと株価は冬の時代に突入しました

見ないふり見ないふり・・・

考えると病みそう（苦笑）




そこからかなりの年月が流れて

父がいつもくれていた株主優待は私の元に届き続けていましたが

（今考えれば、父との思い出にしがみついていたのかもしれませんが）

最近、日経平均が戻ってきたのもあり

これからの火山活動・ギリシャのこと・中国株暴落などを考えると

「もう未練はない！！」と全部売却して足を洗いました




すると、離婚時にほとんどの持ち物を断捨離したときと同じように

気持ちがすごーく軽くなって我ながら驚きました



見えないストレスになっていたのですね



物だけではなく、肩に乗っている荷物も少しずつ片付けて

身軽に気軽に生きていこうと思いました




それにしても、これだけ「株価がITバブルを超えた」と言われているのに

大幅にマイナスって・・・

どれだけ高値つかみしてたんだ・・・父とワタシ

ちなみに冬の時代に大幅損を出して売却したドクターシーラボや薬品会社株は

現在、それぞれ5倍近くに値上がりし

持ち続けた株は購入時より激安のままです

素質もなかったってことで・・・

堅実に生きます（苦笑）