どちらのようこさん？

2週間ほど母のところに行かない期間がありました

ちょっとドキドキしながらホームに向かいました



母は思った以上に元気でした

「お久しぶり」と声をかけると不審なまなざしで私を見ました

「ようこですよ～」と言うと

「まあ、どちらのようこさんかしら？」と聞かれました（汗）


「あなたの娘のようこさんですよ」と言うと

「まぁ～、そうでしたの？おっほっほ」と言われました

こんなに大きな娘はいないらしいです

なんてったって、今や独身、お嬢様に戻っていますから

亡くなった父のことさえわかりません(。>д<)




その日はみかんを持って行きました

手をきれいに洗って外の皮をむいて、薄皮はつけたままで房を半分に割りました

「甘いおみかんだからどうぞ」と言って口に入れるとすっぱそうな顔をしました

しばらく見ていると口を動かしてはいますが飲み込んでいる様子はありません

「お口を開けてみて」と言うと果汁だけなくなった薄皮が残っていました

のどに詰まったら困るので出してもらいました


特養に移ってからはムース食しか食べていないのでどうやら固形物は

飲み込めないみたいです


人というのは、一度たやすい方法に変えてしまうとそれに慣れてしまうのだと

思いました

かといって、無理に戻すと誤嚥性肺炎や窒息を招くので難しいところです



以前、特養から「看取りの方がおられるので個室から多床室に変わっていただけないか」と

打診がありましたが、それから何も連絡がないのでひょっとして亡くなられたのかと

思っていましたら、数日前に再度連絡がありました

ついにその時が来たのだと思いました

コメント 10

老いるということ・・・・
目の当たりにする現実・・・・
辛いね。

で実自分自身もそうです。
老化を感じる日々。
現実と向き合いながら・・・・
それでも前に進まなきゃね。＾＾

今日は寒いね。
引きこもってるよ。へへ；
by hatumi30331 (2016-12-11 10:23) 

昔に戻っちゃっているのですね！
今日もスッキリと晴れて良い天気です(^^)
by ma2ma2 (2016-12-11 10:45) 

こういう風に言われた時に自分がどう感じるかって、全く想像がつきません。明るく接するしかないような・・・。
by KENT1mg (2016-12-11 12:07) 

単に忘れてしまうだけでなく　時(ご自身の年齢)も戻ってしまうのでやすね・・・・・・。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-12-11 15:19) 

hatumi30331さん

今日は寒かったですね。
外に出たらくしゃみが止まらなくなりました。

身体も頭も元気な老化ならいいのですが・・・。

私も、自分の頭が大丈夫か？と思うことがあります（素）
お互い、赤ワインを飲んでがんばりましょう！！

by ようこくん (2016-12-11 22:10) 

ma2ma2さん

こちらも良いお天気でしたが、寒くてくしゃみが止まりません。

認知症は自分が一番輝いていた頃に戻ったり
思いっきり若い時代に戻るので・・・戻りすぎ！！と思います。
「おじいさん」の話が出ますが、母のおじいさんなら
生きていたら150歳です（ヒャーー）
by ようこくん (2016-12-11 22:13) 

KENT1mgさん

初めて私のことがわからないと気づいたときには、大きな衝撃を
受けましたが、時とともにどんどん進んでいくため
認めざるを得なくなりました。
否定したり怒ったりすると本人は混乱しよけいに悪化するので
「うんうん」と聞くようにしています。
今の私は上手に「女優」を演じられますよ（笑）
by ようこくん (2016-12-11 22:16) 

ぼんぼちぼちぼちさん

そうなのです。若いころに戻っていますから
同年代のいとこが80歳になったと教えると、一瞬すごく驚きますが、自分がそんな年齢とは思わないようです。
鏡を見てもそこにいるおばあさんが自分とは思っていません。
頭の回線が分断されているみたいですごく不思議です。
by ようこくん (2016-12-11 22:19) 

風邪・・・・気を付けてね。
赤ワイン飲んで〜ぐっすり寝て下さい。（笑）
by hatumi30331 (2016-12-12 13:52) 

はつみさん

ありがとうございます！
今朝は葛根湯をやめてアレルギー性鼻炎の薬を飲んだら効きました！
でも、一日中眠くて仕方がありません。(仕事中は半分白目)
さっき、赤ワインを二杯飲んだので今から寝ます！
ありがとうございましたっ‼
by ようこくん (2016-12-12 21:23)